あなたがモルモットを飼っていて、もしもコンテストがあったなら、きっとあなたは自慢の |
9月29日、日曜日の朝。私とダンナはデンマーク郊外ソル
ロッドに向かう列車の中にいた。7月にインターネットで
見つけたモルモット・ショーの見学のためである。
参加の旨をメールで尋ねた時に、東洋からの参加の問い合
わせは開催初の出来事らしくけっこう驚かれた。けれど文
面からみてもかなりの歓迎ぶりにほくそ笑む。
ゆとりからか今回の旅行唯一の列車の旅を楽しむ。今回の
旅のパートナーはシュタイフのもるぐるみ「たけぞー」。
今回は、たけぞーと一緒にDansk Marsvin Klubのショー
の様子をレポートしてみよう。
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指定場所は人気がなく「もしかしてガセ?」と頭を
抱えるシーンもあったけど別の建物だとわかりホッ…
入場するなり返事をくれたジッテさんが私たちを
見つけて歓迎してくれた。
さっそくお土産に、発売したばかりの私としし丸の
載っている小動物雑誌「アニファ」をプレゼント。
二人の若い案内人を付けてくれて、さっそく会場内
を散策。
「きゃ〜っ!いるいる、いろんな種類のモルモルが!!な、鳴いてよぉっ〜〜〜!!」とうるさい
かーちゃん。会場はホールのようなところで、半分程にテーブルが多数置かれブリーダーやモル飼
いさんたちがモルのケアをしながら待機。明るい窓側に会議机のような台が数台ならび、ここが
ジャッジの場となる。
反対側のスペースにはちょっとしたカフェテリアが設けられ、軽食やお菓子が売られている。残り
のスペースには、会議机に並べられたモルケージの列がずら〜り。大人から子モルまでがひしめい
ていて、まさにモル天国!!
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こんなモル、日本で見たことないよね あ、子モルが売ってる! うげっ、血統書付きで2千円!?
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審査でモルモットを品評するといっても、会場に来
ている参加者はとても穏やか。それでも女の子が自
分のモルモットの毛を真剣にとかしていたり、毛の
トリミングに余念がないお母さんがいたりして、
モルのケアに対する考え方がちがうのに愕然!
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「どっちが前?」と思ってしまう程の見事な毛並み。
案内人曰く「キュウリをあげて顔を上げた方が前さ」
写真集では見たことのあるシーンだけど生は圧巻もの。
ショーに出るようなモルモットは、何故か日本のモルとは品格が明らかに違う事に気がついた!
大きさは1.5キロは越えるウサギ並み、毛艶は天使の輪が出来る程つややかで毛の一本一本が流れ
るようなカット、何をされても微動だにしない落ち着き振り、ショーの前にはウンコもオシッコ
もしない躾ぶり。よもや朝ごはんは抜き??
我が家のしし丸は輸入モルなので外国の血が入っているというのに、駄馬に見えるこの差は一体…
ライバル視する、たけぞーだが…うーん勝負はあったナ!
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