LONDON
2001
帯刀 いづみ
「イギリスの正しい歩き方ガイド」の加筆修正版とはいえそのまま世に送り出すなんて!文庫本化の決定の知らせをもらった時、ちょうど3月にヨーロッパに行く計画を立てていた真っ最中。なーんてタイムリーなんだろう!せっかくなので文庫に2001年度版の最新事情を組み込もうと提案。
編集部から5万円の取材費をせしめ、前の渡英から3年半ぶりに再び降り立ったのです。
んが〜。どうして私はロンドンに交通運がないんだろうなぁー。
96年に1週間の滞在中2度も地下鉄のストライキで、国鉄やバスがもみくちゃで大変だったのに今回も・・・
ロンドンのストライキは事前にわかっていたけれど何故にフランスまでもが!?
リールから乗り込もうと思ったユーロスターが遅れ、それでなくても短い4泊5日(実質上3日!)の取材がけずれる〜!!
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久しぶりのロンドンはかなり様変わりしてました。街って変わりゆくんだな、という感じ。
79年に下車できた地下鉄Northern LineのMornington Crescent駅はさびれ、その後封鎖に。98年にリニューアルオープンしたようで、付近の工場地帯もきれいなビルに生まれ変わり見ちがえってたな。
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そのNorthern Lineは路線の中でも一番ボロっちい車両、ドブの水を煮染めたようなつきあてだらけの座席で有名だったのに、今やモダンな車両に!
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予想はついたけれど、今や街中いたるところにシアトル系コーヒーショップ
が。COSTA、Coffee
Rrepublicなどイギリス系チェーン店もすでに展開中ではあったけれど影が薄そう。3年前にはこんなにはびこってたっけ・・・?
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短期間に懐かしいロンドンと新しいロンドンを同時に見たけれど、やっぱり個人的には古いものに固執する保守的なロンドンが好きだな。
で、今回一番ホッとしたのがこんな風景。
ロンドンがどんなに生まれ変わろうとも、この地下にある昔からあるトイレに代表される時代の遺物が、私が恋したロンドンの原点かもしれない。
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それにしても・・・
この長いタイトルはいったい・・・
「イギリスの正しい歩き方ガイド」も本当は、「まんが情報板イギリスの正しい歩き方ガイド」が正式なタイトル。
編集部には前作も文庫本もこちら側から候補をいくつも出したのに、ぜんぶ却下。
売れ筋のタイトルを付けるんだろうけど、未だ長すぎて覚えられない。うーむ。
東京都台東区浅草出身。渡英歴10回。ロンドンに貢いだ金額は500万円あまり??
中学生の頃にイギリス音楽に目覚めロンドンを目指し、79年に初渡英を果たす。
ホームステイ&英語学校歴は84年に4週間。
近年は紅茶とチョコバー好きの久保田さんのために、運び屋となる。
職業:イラストレーター
趣味:旅行、読書、音楽鑑賞、園芸、モルモット
海外旅行歴:
アイルランド(ダブリン・ゴールウェイ)
アメリカ(ニューヨーク・グァム)
イギリス(ロンドン・バース・ブライトン・オックスフォード・リバプール・ソールズベリー)
イタリア(ローマ・ミラノ・フィレンツェ・ピサ)
オランダ(アムステルダム・キューケンホフ)
ギリシャ(アテネ・ミコノス島・クレタ島)
スウェーデン(ストックホルム)
スペイン(バルセロナ)
チェコ(プラハ)
デンマーク(コペンハーゲン・オーデンセ)
ドイツ(フランクフルト・ビュルツブルク・ケルン・ベルリン・ハイデルベルク・ローテンブルク・
ブレーメン)
ノルウェー(オスロ)
フランス(パリ・アビニョン・モンペリエ・ニース・ナンシー)
ベルギー(ブリュッセル・アントウェルペン・ブルッヘ・リエージュ・スパ)
香港
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